人間の肌の角質層といわれる部分には、皮脂、細胞間脂質、天然保湿因子の3つから成り立っています。このなかで細胞間脂質が一番、角質層の水分を守ってくれます。セラミドは細胞間脂質の一種で、たくさんの水分を抱えこんで肌の保湿に役立つ成分です。
セラミドにもいろんな種類があります。肌の保湿に役立つのはヒト型セラミドが配合されているものです。人間の肌のセラミドにちかいので浸透がよく、スムーズに保湿に役立ってくれます。セラミドは分子の大きさがとても小さいので、浸透に優れています。
またセラミドは脂溶性なので、美容液やクリームに多く配合されています。保湿クリームを探すときにはヒト型セラミド配合のアイテムを選ぶと上手に保湿ケアができますね。私も保湿クリームを選ぶときにはセラミドの配合を重視して選んでいます。
肌の乾燥は年々進んでいってしまうものなので、コスメの成分などにも注意して、なんとなく使うのではなくて、きちんといいものを選んで使いたいですね。